吹田貨物ターミナル駅開業および百済駅リニューアル開業について

 国鉄清算事業西日本支社が実施していた梅田貨物駅の機能を吹田信号場跡地と百済駅に移転する工事については、工事着手から約7年を経て完了し、平成25年3月4日に「吹田貨物ターミナル駅竣工・開業式」を、また、同年3月10日には、「百済駅改修竣工式」を実施しました。

 吹田貨物ターミナル駅は、JR東海道線(JR京都線)千里丘・吹田間にある吹田信号場跡地約50haのうち約27haに貨物ターミナル駅を新設し、貨物駅本屋、荷捌上屋、倉庫などの建物、コンテナホーム、線路などを新設するとともに、アクセス道路となる貨物専用道路、JR岸辺駅の橋上化、南北自由通路の開設、緑地整備などを行いました。

 また、百済駅については、梅田貨物駅からの移転貨物を取り扱うため、大阪市東住吉区および平野区に位置する同駅を全面改修し、コンテナホームと着発線、留置線および駅本屋、鉄道倉庫などを整備しました。また、貨物関連自動車の運行経路を分散するため、出入口を新設するとともに、平野馬場地下道の新設・改良を行い、さらに百済駅交差点付近での歩行者通行の安全を確保するため、立体横断施設の整備や、城東貨物線から関西本線を走行して百済駅に向かう貨物列車の逆行運転を解消するための貨物専用線を新設しました。

 今般、平成25年3月16日のダイヤ改正に合わせて、JR貨物の新たなコンテナ取扱駅として「吹田貨物ターミナル駅」が開業し、百済駅は「百済貨物ターミナル駅」と改称し、リニューアル開業しました。

 これらの開業により、JR貨物の今後の新たな事業展開と輸送改善に寄与することが期待されます。


吹田貨物ターミナル駅

百済貨物ターミナル駅