2軸型SES「新進丸」の受賞について

 平成25年7月25日(木)に、海事三学会(日本航海学会、日本船舶海洋工学会、日本マリンエンジニアリング学会)合同表彰式において、鉄道・運輸機構は日本マリンエンジニアリング学会と日本船舶海洋工学会より、それぞれマリンエンジニアリング・オブ・ザ・イヤー2012とシップ・オブ・ザ・イヤー2012小型貨物船部門賞を同時に受賞しました。

業績名など:新形式スーパーエコシップ(2軸型SES新進丸)の開発

 マリンエンジニアリング・オブ・ザ・イヤー2012とシップ・オブ・ザ・イヤー2012小型貨物船部門賞を同時に受賞した「新進丸」(株式会社日隆/鉄道・運輸機構の共有船)は、平成22〜23年度に機構が船型開発を行った新形式2軸型SESの第1船であり、海上試運転の結果から、従来船に比べて約10%の省エネ改善(約10%のCO2削減)と高い操船性が確認されています。また、騒音と振動についても、常用出力時の計測で、在来船に比べ騒音値で3〜10dBの低減、振動値(加速度)で約1/10まで低減されています。同コンセプトで、749GTタンカー、749GTセメント船および499GT型タンカーについて船型開発が完了しており、これら就航隻数が多く市場も大きい船舶について、環境負荷低減や物流効率化が向上した設計により建造が促進されることが、マリンエンジニアリング業界の発展および活性化に大きく寄与するものとして評価されました。

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2軸型SES「新進丸」
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受賞4者。写真左からヤンマー(株)、(有)福島造船鉄工所、(株)日隆、(独)鉄道・運輸機構