女性職員に聞く仕事と家庭生活

大井 香織
  • 大井さんのキャリア
  • 2007年4月

    東京支社 経理課
    入出金管理・資金管理

  • 2009年4月

    本社 広報課
    マスコミ対応、ホームページ作成、パンフレット作成

  • 2011年8月

    九州新幹線建設局 用地第一課
    九州新幹線西九州ルートの用地取得

  • 2013年3月

    産休・育休(1年10日)

  • 2014年4月

    九州新幹線建設局 用地第二課
    九州新幹線西九州ルートの用地取得

  • 2015年6月

    本社 用地課
    取材当時の仕事

  • 2017年4月~

    産休・育休

充実した支援制度と職場の理解。仕事と出産・育児の両立は難しくない。

復帰後の仕事を想像して不安になることもなかった。

入社5年目に結婚。その後、産前・産後休暇と育児休業を取得(1年と10日間)しました。
妊娠に気づいたのは、単身赴任で九州新幹線建設局に在籍していた時です。周りの方にまだ報告していない妊娠初期に、工事の式典のさなかに気分が悪くなり、少しお騒がせしたために局の全職員の知るところとなりました。ちょうど西九州ルートの用地取得交渉が本格的に始まる直前でしたので複雑な心境でしたが、職場のみんなは当然のようにサポートをしてくれました。出張や残業を代わってくれるだけでなく、食欲がない時期にはお菓子やフルーツを毎日持ってきてくれたりして、心配りが本当にありがたかったですね。産休前の最後の日は、出産準備で実家に戻る私を博多駅まで見送りに来てくれました。新幹線を追いかけてホームを駆けるみんなの姿は面白くも感動的で、私は本当に仲間に恵まれていると思いました。
休業中は、労務の手続きについて定期的に機構から連絡があったほか、課長と電話で近況を報告し合っていました。機構では、原則として育児休業終了後はそれまで在籍していた部署に戻りますので、復帰後の仕事を想像して不安になることもありませんでした。
ただ、妊娠・出産を機に仕事に対する考え方は大きく変わりました。それまでは「いざとなれば休日でも深夜でも働ける」と思っていましたが、妊娠中は自身の体調を維持するため、産後は育児のために、限られた時間のなかで責務を果たさなければなりません。おのずと仲間の助けを必要とする場面も出てきますが、私はその状況になって初めて、仕事と家庭のバランスを真剣に考えるようになったのです。

大井 香織

ワークライフバランスへの取組み

くるみん

鉄道・運輸機構では、仕事と生活を両立しやすい体制づくりの一環として、育児のための勤務時間短縮など、子育て支援に積極的に取り組んでいます。なお、次世代育成支援対策推進法にもとづき平成28年3月29日に「子育てサポート企業」として厚生労働大臣の認定(くるみんマークの認定)を受けました。


職場での情報共有と家族間の役割分担が大切。

育児休業終了後は予定通り、九州新幹線建設局の同じ部署に復帰し、西九州ルートの用地取得業務を始めました。機構は仕事の内容、全国的な異動ともに男女差はありませんので家族との話し合いが必要ですが、私の場合はパートナーである夫が育児休業を取得して九州へ来てくれていたのでずいぶん助かりました。
現在は本社の用地課に在籍し、全国で用地取得業務を行っている職員からの問い合わせ対応、交渉が進んでいない案件に関する相談、工事部をはじめとする関係各所との調整を行っています。働き方という面では、九州にいた時とそう大きくは変わっていませんが、夫婦共働きなので毎日夫か私のどちらかが定時で退社しています。子どもが病気になった時はその都度看護休暇を取得しています。幼い子どもがいる家庭で発生するさまざまな事態に備えて、自分の担当している仕事と進行状況、予定等の情報を同じ部署の複数の職員と共有することにも慣れてきました。もちろん、サポートしてくれる仲間の理解があればこそですが、近年は出産・育児休業の実績がどんどん増えており、世代交代も進んだので職員間の認知度は私が入社した当時とは比べものにならないほど。制度の充実度も公務員や大手民間企業と遜色ありません。家族やパートナーとの役割分担、スケジュール共有などができていれば、仕事と出産・育児の両立は難しくないと思いますよ。
私は間もなく2度目の産休に入ります。育児休業終了後は今と同じ部署に復帰する予定ですので、見かけた方は気軽に声を掛けてくださいね。アドバイスできることが、きっとあると思います。
※掲載内容は取材当時(2016年12月)のものです。

キャリアを支える仕組み(仕事と「出産・育児」の両立支援制度)

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