事務 用地取得から予算管理、給与、人事と
幅広いフィールドでJRTTを支える。
H.M 1999年入社 本社 総務部 労務課 総括課長補佐(取材時)

1年目~2年目
関東支社
用地部 用地第二課
つくばエクスプレスの千葉県内(流山市、柏市)の用地取得を担当。

用地協議で、起業者の考えと大きな隔たりがある地権者に対して、相手方の主張に耳を傾けつつ、現実的に折り合える点を粘り強く模索する先輩職員の姿を見て、用地というか社会人の仕事はこういうものかということを感じました。

3年目~4年目
東京支社
総務部 経理課
りんかい線やみなとみらい線等の鉄道建設に係る予算管理、工事費の支払い等を担当。

経理処理を通じて、工区ごとの工事や事業全体の進捗を把握できるものだと実感しました。また、億単位の工事費の支払書類を目にすることも珍しくなく、鉄道建設事業のスケールの大きさをつくづく感じました。

5年目~7年目
九州新幹線建設局
用地第一部 用地第一課
九州新幹線(博多・新八代間)の福岡県内(那珂川町、筑後市)と佐賀県内(鳥栖市)の用地取得を担当。

自分は関東出身のため、赴任当初は地元の人同士で交わされる会話がまったく理解できないほどでしたが、3年間何度も足を運ぶうちにすっかりなじみ、最後にはふるさとのように感じられるまでになりました。

8年目~11年目
総務部
人事課 担当係長
給与担当者として、進行していた大規模な給与制度の見直しを担当。

給与関係のルールは部内規程等で定められています。誰が読んでも一つの結論となるよう法律のような体裁をとっているので、例外規定や経過措置を含む文章は全般的に難解で、そもそもの内容を理解するのに四苦八苦しました。

11年目~13年目
北陸新幹線第二建設局
総務課 課長補佐
局総務課の労務係として人事異動に係る発令等の事務手続、契約職員の採用、宿舎・寮管理等を担当。

職員の転入が多かったため、民間の物件を宿舎・寮として数多く賃借しました。予算等の制約もあり物件探しは大変でしたが、入居した職員が喜んでくれるので、やりがいを感じる業務でした。

14年目~15年目
総務部
人事課 課長補佐
人事異動に係る発令等の事務手続、出向に係る派遣元・派遣先との協議、社会人採用、障害者採用等を担当。

新卒採用でも同様ですが、社会人採用に応募されてきた方々は、JRTTが就職するに値する会社であるか採用担当者を通じて得た情報も踏まえて判断するので、こちらも緊張感を持ちつつ、JRTTの良いところをきちんと伝えるようにしていました。

16年目~18年目
大阪支社
総務部 総務課 課長
北陸新幹線(長野・金沢間)の石川県内及び北陸新幹線(金沢・敦賀間)の建設に係る庶務関係業務(建設所の設置・廃止、開業関係イベント実施、広報)や労務関係業務(宿舎管理、契約職員採用等)。

2015年3月に北陸新幹線(長野・金沢間)が開業し、開業に関係する多くのイベントに携わりました。県、市町、JR等関係者が多く調整等が大変でしたが、地元(金沢)が盛り上がる中、開業のクライマックスに舞台裏で立ち会えたので本当に幸せでした。

19年目~
総務部
労務課 総括課長補佐
給与制度・人事評価制度の運用と制度見直し等を担当。

組織運営上の課題に対応するため、予算や法令等さまざまな制約を踏まえながら、人事評価制度の見直し案の策定に取り組んでいます。

学生へのメッセージ
JRTTに限った話ではありませんが、仕事をするときは相手の立場に立ってものを考えることがとても大切だと思います。相手とは上司であったり協議相手であったりします。資料を作成するときは、それを読む相手の立場に立って、知りたいことがわかるものでなければなりません。これはもちろん私自身の課題でもあります。

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