概要

北陸新幹線は、長野市・富山市・小浜市付近を経由して東京と大阪を結ぶ路線です。 現在は金沢・敦賀間の整備を行っています。


金沢・敦賀間の線路延長は約125kmであり、平成24年6月に工事実施計画の認可を受け、長野・金沢間の開業から概ね10年強後の完成を予定して工事に着手しました。
令和5年度末(2023年度末)の完成予定に向けて、工事を進めています。

北陸新幹線

路線図・工事等の実施状況

地図をズームすると、各工区の進捗状況の写真が閲覧できます。

※地図をズームし、各工区の進捗状況を見るには、(PC)Ctrlキーを押しながらスクロール、(スマートフォン)指2本で操作してください。

路線図・工事等の実施状況

立岩トンネル

北海道新幹線新函館北斗・札幌間建設工事のうち、立岩トンネル(立岩)他工事は、これまで現地で工事を始めるための準備を進めて参りましたが、このたび準備が整い、本格的に工事着手する運びとなりました。

122.5km

212km

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凡例

※ルートは大まかな位置を示したもので、実際と異なる場合があります。ルートに関する詳細は、北陸新幹線建設局までお問い合わせください。
※施工範囲が長大となる特性上、各工区等の範囲内でポイントとなる大まかな位置を示しており、各構造物・施設の位置は、写真の撮影箇所から離れている場合があります。

事業の進捗状況

(2022年7月1日現在)

用地取得率

用地取得率=取得済面積/要取得面積

土木工事着手率

土木工事着手率=着工延長/土木工事延長

金沢・敦賀間の諸元表

完成予定時期 令和5年度末(2023年度末)
工事延長 約114.6㎞
路盤:約1.7㎞(約1%)
橋りょう:約15.3㎞(約14%)全293箇所
高架橋:約59.2㎞(約52%)
トンネル:約38.4㎞(約33%)全12箇所
線路延長 約125km
主要なトンネル 加賀トンネル(約5.5㎞)、第2福井トンネル(約3.5km)、新北陸トンネル(約19.8km)
主要な橋りょう 手取川橋りょう(558m)、第2竹田川橋りょう(311m)、九頭竜川橋りょう(414m)
経過地 白山市、川北町、能美市、小松市、加賀市、あわら市、坂井市、福井市、鯖江市、越前市、南越前町、敦賀市
金沢、小松、加賀温泉、芦原温泉、福井、越前たけふ、敦賀

公表事項

金沢・敦賀間工程・事業費管理連絡会議に関する情報

中池見湿地付近に関する情報

北陸新幹線(敦賀・新大阪間)
環境影響評価

WORKING REPORT

多種多様な設備を隅々まで張り巡らし安全・安定輸送の要となる電気設備工事

新幹線に命を吹き込む部署

小松駅前には、粉雪が舞っている。気温3℃。前日からの強い風はようやく収まってきた。


うっすらと雪が積もる静かな広場の向こうには、真新しい北陸新幹線小松駅が姿を現している。三角形を組み合わせた立体的なデザインは、小松市民が親しんできた白山の山並みと未来を表現している。


駅舎に入ると、大勢の作業員が作業をしていた。


「駅全体の外装工事は終わり、現在は主に建築部門が内装工事を行っています。その工事の進捗に合わせて、我々電気部門も配管・配線や照明の設置を進めています」


小松鉄道電気建設所の佐々木大輔所長が説明してくれた。


平成15年に入社し、つくばエクスプレスや九州新幹線博多・新八代間、北陸新幹線長野・金沢間などさまざまな現場を経験してきた41歳。小松鉄道電気建設所が開所された令和元年6月1日から現職だ。


整備新幹線の建設は、土木工事から始まり、進捗に伴って「軌道」、「建築」、「電気」、「機械」など分野別の建設所が順次開所される。小松鉄道電気建設所は、令和5年度末の開業を目指して建設が進む北陸新幹線金沢・敦賀間のうち、石川県内の電気設備について施工を担当している。新幹線は、電気がなくては動かない。電気部門は、いわば新幹線に命を吹き込む役割を果たしている。


電気部門はさらに5つの系統に分かれている。電力会社から受電した電気を新幹線の車両向けに変換する「変電」、その電気をパンタグラフを介して車両に供給する「電車線」、駅の照明および駅をはじめ沿線設備の電源を供給する「電力」、列車の運行を制御する「信号」、列車・駅・指令所間の情報を伝送する「通信」の5系統だ。小松鉄道電気建設所は、白山総合車両所付近にある既設線との境界地点から加賀トンネル内に位置する石川・福井県境まで、約44㎞の電気設備の建設を担当している。


「この区間の特徴は、ほぼ全区間が明かり(地上)区間であることです。トンネル区間は加賀トンネルの約5㎞しかありません。冬季はご覧のように降雪もある厳しい環境下での施工となります」


小松は科学技術のまち。駅東口の「こまつ80スクエア」ではプロジェクションマッピングを実施している
小松は科学技術のまち。駅東口の「こまつ80スクエア」ではプロジェクションマッピングを実施している

バックナンバー

[北陸新幹線]ミリ単位の精度で進められる軌道敷設。鉄道のまち・小松に新たなレールが伸びる(鉄道・運輸機構だより2021新春号)

[北陸新幹線]多種多様な構造物を、全工区においてフル稼働で建設する(鉄道・運輸機構だより2019新春号)