
北海道新幹線
概要
北海道新幹線は、函館市・小樽市付近を経由して札幌市に至る路線です。 現在は新函館北斗・札幌間の整備を行っています。
新函館北斗・札幌間の線路延長は約212kmであり、平成24年6月に工事実施計画の認可を受け、新青森・新函館北斗間の開業から概ね20年後の完成を予定して工事に着手しました。
平成27年1月の政府・与党申合せにおいて、沿線地方公共団体の最大限の取組を前提に、5年前倒しし令和12年度末(2030年度末)の完成を目指すこととされました。


路線図・工事等の実施状況
地図をズームすると、各工区の進捗状況の写真が閲覧できます。
※地図をズームし、各工区の進捗状況を見るには、(PC)Ctrlキーを押しながらスクロール、(スマートフォン)指2本で操作してください。
路線図・工事等の実施状況
立岩トンネル
北海道新幹線新函館北斗・札幌間建設工事のうち、立岩トンネル(立岩)他工事は、これまで現地で工事を始めるための準備を進めて参りましたが、このたび準備が整い、本格的に工事着手する運びとなりました。
自動再生
※ルートは大まかな位置を示したもので、実際と異なる場合があります。ルートに関する詳細は、北海道新幹線建設局までお問い合わせください。
※施工範囲が長大となる特性上、各工区等の範囲内でポイントとなる大まかな位置を示しており、各構造物・施設の位置は、写真の撮影箇所から離れている場合があります。
事業の進捗状況
(2021年2月1日現在)
用地取得率
用地取得率=取得済面積/要取得面積
土木工事着手率
土木工事着手率=着工延長/土木工事延長
新函館北斗・札幌間の諸元表
完成予定時期 | 令和12年度末(2030年度末) |
---|---|
工事延長 | 約211.9㎞ 路盤:約11.4㎞(約5%) 橋りょう:約4.3㎞(約2%) 高架橋:約27.3㎞(約13%) トンネル:約168.9㎞(約80%)全17箇所 |
線路延長 | 約212km |
主要なトンネル | 渡島トンネル(約32.7㎞)、後志トンネル(約18.0㎞)、札樽トンネル(約26.2㎞) |
主要な橋りょう | 遊楽部川橋りょう(245m)、尻別川橋りょう(340m)、南倶登山川橋りょう(210m) |
経過地 | 北斗市、厚沢部町、八雲町、長万部町、黒松内町、蘭越町、豊浦町、ニセコ町、倶知安町、仁木町、赤井川村、余市町、小樽市、札幌市 |
駅 | 新函館北斗、新八雲(仮称)、長万部、倶知安、新小樽(仮称)、札幌 |
パンフレット
広報誌特集


北海道特有の自然環境に配慮したトンネル工事(鉄道・運輸機構だより2018秋季号掲載)