持続可能な開発目標 (SDGs) とJRTT

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS「世界を変えるための17の目標」

2015年9月25日~27日、ニューヨーク国連本部において、「国連持続可能な開発サミット」が開催され、「私たちの世界を変革する:持続可能な開発のための2030 アジェンダ」が採択されました。このアジェンダは、人間、地球及び繁栄のための行動計画として、宣言及び目標を掲げました。この目標が、ミレニアム開発目標(MDGs)の後継であり、17の目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標(SDGs)」です。

JRTTは、「明日を担う交通ネットワークづくりに貢献します。」という基本理念を掲げ、鉄道ネットワークの整備、海上輸送ネットワークの整備、地域の活性化、国際協力などの様々な事業を着実に進めています。
鉄道や船舶は、他の輸送機関に比べてエネルギー効率に優れた地球環境にやさしい輸送機関です。また、鉄道は移動時間の短縮や人的交流の促進等による地域振興に貢献し、船舶は物流の効率化や離島航路の整備といった社会的要請に応える交通システムです。JRTTは、鉄道の建設や船舶の整備等の事業を着実に行うことで、CO2排出量の少ない環境負荷低減に資する交通ネットワークづくりとともに、国民生活や経済活動に必要不可欠な交通インフラの整備に貢献しており、これは国連が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)の理念や方向性等と共通するものであります。

今般、SDGsの17の目標とJRTTの各事業との関係を幅広く捉え、関連付けの整理を行いました。JRTTでは、これからも持続可能で強靱(レジリエント)な交通ネットワークづくりを通じて、持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現に貢献してまいります。

広報動画「鉄道・船舶の整備を通じたSDGsへの貢献」を作成しましたのでご覧下さい。

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