鉄道海外展開の概要
2018年8月に、我が国の独立行政法人等が、国内業務で蓄積した技術やノウハウを活用し、海外業務を行うことが可能となる「海外社会資本事業の我が国事業者の参入の促進に関する法律」(海外インフラ展開法)が施行されました。
鉄道分野については、特に高速鉄道の建設に関して、民間事業者は調査から完成までの土木、軌道、機械、建築、電気工事の一貫した遂行能力と部門間の調整能力が十分に備わっていません。そこで、海外の高速鉄道プロジェクトに関して、整備新幹線の建設を一貫して担ってきたJRTTが、海外プロジェクトにおいて、調査から完成までの土木、軌道、機械、建築、電気工事の一貫した遂行能力と部門間の調整能力を、我が国事業者と連携・協力の上、発揮することが期待されております。
また、従来から実施している国際協力業務も引き続き推進しています。