街づくりへの貢献
1987年の国鉄改革に伴い、全国各地で数多くの旧国鉄用地の処分を進めた結果、都市の発展や地域活性化等のための様々な公共施設や商業施設、マンション、分譲宅地に生まれ変わりました。そのなかで大規模な土地については、都市計画事業等による都市の再生や魅力ある街づくりに貢献してきました。
土地を活用した代表的地区の事例
汐留地区
東京の都心部に残された貴重な大規模用地汐留は、都心部と臨海部を結ぶ重要な交通結節点にあり、マスメディア各社をはじめ日本を代表する企業の本社が集結し、国際的な情報と文化の発信基地として生まれ変わりました。
品川地区
品川駅東口は、東京の南の玄関口として副都心に準ずる高度利用を図る地区として、2003年に東海道新幹線品川駅が開業、翌年には商業・業務ビル「品川グランドコモンズ」が魅力ある新しい街として誕生しました。
大宮地区
好立地条件にある大宮操車場跡地は、県の中枢・中核施設の整備や国の広域的な行政機能の集積を図るなど、中枢都市圏として相応しい高次都市機能を集積した公共性の高い「さいたま新都心」が整備され、2000年5月に街開きをしました。
土地の活用が進められている地区の事例
梅田地区
JR大阪駅に隣接する梅田駅(北)の2期開発区域は、その位置・規模から、全国的にみても「都心において残された大規模な一等地」であり、大阪はもとより関西の再生をリードする拠点として新たな街づくりが期待されており、現在、「みどり」と「イノベーション」の融合拠点としてのまちづくりを目指し、土地区画整理事業・JR東海道線支線地下化事業等が進められています。なお、先行開発区域については、2013年4月に「グランフロント大阪」として開業しました。