インド高速鉄道プロジェクト
インド高速鉄道ムンバイ・アーメダバード間については、2015年12月の日印首脳会談に際し、両国政府間で新幹線システム導入に関する覚書が締結され、同路線で日本の新幹線が導入されることになりました。
JRTTは、プロジェクトの調査段階における事業可能性調査や構造物の詳細設計について、鉄道の専門家を派遣し積極的に協力しております。同路線の開業に向けてプロジェクト進行中の現在では、事業主体であるインド高速鉄道公社へ鉄道に関する総合的なアドバイザー・専門家として、技術者を派遣しております。他方で、国内ではインドからの研修員を受け入れ、新幹線建設現場を案内し、建設における安全性についても理解を深めてもらっています。


また、2021年9月、JRTTは、JR東日本及びJOINの共同出資により、日本高速鉄道電気エンジニアリング株式会社( Japan High Speed Rail Electric Engineering Co., Ltd.)(以下[JE」)を設立しました。JEはムンバイ・アーメダバード間高速鉄道の電気パッケージにおける発注者であるNHSRCLが行う業務を代理・代行します。
これにより、本電気パッケージへの日本企業の参入促進と、高速鉄道事業全体の円滑な推進が期待されています。