台湾高速鉄道プロジェクト
台湾高速鉄道は日本の新幹線システムが初めて海外に輸出されたもので、2007年に開業しました。JRTTはプロジェクト計画段階の1988年から、技術者を派遣し協力を行ってきました。
具体的な協力として、調査段階における事業可能性調査への技術者の参画から始まり、入札段階における提案書に対して技術的見地からの助言・精査、新幹線システムの導入決定以降は、システムの根幹である軌道や電気系統の技術者を長期専門家として多数派遣し、建設段階及び開業前の総合試験での技術的支援も行いました。
このプロジェクトは、日本の新幹線システムが輸出された成功事例であるとともに、JRTTとしても国内で培われた鉄道建設の総合的な技術・ノウハウを計画段階から開業まで活かせた成功事例として考えております。

