過去のインターンシップ風景
JRTTのインターンシップは、現場プログラムと内業プログラムの2つがあります。
現場プログラムでは、当機構が建設を進めている整備新幹線や都市鉄道の建設現場をご案内します。
実際の現場を間近でご覧いただくことで、スケールの大きさを感じていただくとともに、事例の紹介と解説を行い、また実際に職員が施工監理業務の内容や業務上意識している点などを伝えることにより、イメージしにくい発注者としての施工監理業務の内容について学んでいただけます。
また、内業プログラムでは計画中の様々な鉄道路線についての事業化に向けた調査等や、「新駅をつくる」際の様々な条件の中で駅のレイアウトを、それぞれケーススタディを通じて実務のイメージを体感いただけます。
ここでは、過去のインターンシップの様子をご紹介いたします。

現場プログラムでは、建設も終盤を迎えた西九州新幹線「武雄温泉駅」の建設現場へ。武雄の温泉街に馴染む落ち着いた外観が特徴的です。

職員の詳細な説明とともに、駅構内を案内。参加した学生からも次々と質問がありました。

橋りょう建設の現場を間近で見て、スケールの大きさを実感したという感想が目立ちます。職員からの具体的な工法や工事の説明に熱心に耳を傾けていました。

開業に向けて建設が進む相鉄・東急直通線「新横浜駅」の現場。ホームから降りて、線路が敷かれる部分に降り、工事の進捗状況などの説明を聞きます。

新横浜駅の変電設備を見学。開業後も見ることはできない設備だけに、電気系の学生は特に熱心に質問をしていました。

内業プログラムでのグループワーク。実際の路線を題材にグループで議論しながら検討を進めることで、調査業務やルート選定について理解を深めました。(写真は新型コロナウイルス感染症流行前の実施時に撮影したものです。)
参加した学生の声
- ただ写真で工事現場を見るだけでなく、現場の苦労やエピソードを交えた説明とともに現場見学できるのがとても魅力的でした。
- 設計の意図を理解しながら構造物をつくる大変さや面白さを感じることができました。大学で土木を学んでいるときは鉄道についてはあまり考えていなかったのですが、このインターンシップで聞かせていただいた話で視野がとても広がりました。
- 現場での説明がとても理解しやすく、新幹線建設の仕事に関わる醍醐味を感じることができました。現場ではトンネルに入ることもでき、スケールの大きさにとても驚きました。
- 鉄道整備のための調査と計画(グループワーク)での鉄道のルート検討がとても楽しかったので、実際に業務で携わってみたいと思いました。
- 3回インターンシップに参加しましたが、今回は新幹線の駅を見ることもでき、機構の事業や現場の雰囲気を感じられました。たくさん質問できたのもよかったです。