新型コロナ対策の事例のご紹介

国内旅客船などの事業者の皆様は、国土交通省海事局が取りまとめた「感染防止対策及び船上で乗組員や乗客に新型コロナウイルス感染症に罹患した疑いがある場合の対応等について」や一般社団法人日本旅客船協会策定の「旅客船事業における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」などに基づいて様々な取組みを行っているところですが、中には独自に工夫を凝らした取組みを進めている共有事業者の方もあり、ここでは、そうした事例をご紹介いたします。
詳細は、各共有事業者のコロナ対策ページへのリンクを貼っていますので、そちらをご確認ください。

1.抗ウイルス・抗菌対策

客室内の壁やテーブルなどへの抗ウイルス・抗菌コーティング加工(対策①)、エアコンへの抗ウイルス・抗菌フィルターの取付け(対策②)、空気清浄機等の設置(対策③)の事例です。

  • 九州郵船株式会社
    「ヴィーナス」等にコーティング加工を実施(加えて、消臭・除菌の空気清浄機能付き空調装置を搭載


  • 野母商船株式会社
    「鷹巣」「俊寛」(長崎~硫黄島~高島航路に就航)にオゾン発生器を設置

上に戻る

2.船内消毒のノウハウ習得

船内消毒のノウハウ習得のため、専門研修や訓練を実施した事例です。

  • 井本商運株式会社
    船内で感染者が発生した場合の対応力向上のため、船内消毒マニュアルを作成し、訓練を実施。

上に戻る

3.対策のPRの工夫

船内の消毒や抗ウイルス・抗菌加工など、目に見えず効果が伝わりにくい対策について、動画や写真等を利用した分かりやすい情報発信に向けた工夫、あるいは第三者機関による評価や認証結果等を活用する事例です。

①動画や写真を用いた船内の消毒についての解説

各社ウェブページで、動画や写真を用い、船内の消毒作業の様子を解説。

②第三者機関による評価や認証結果等の活用
  • 株式会社名門大洋フェリー
    抗ウイルス・抗菌加工について、一般社団法人抗菌製品技術協議会の「SIAAマーク」認証への申請を予定。(申請者は施工業者)
  • 津軽海峡フェリー株式会社
    青森県の「あおもり観光新型コロナ対策推進宣言施設」※の登録制度を活用。
    ※観光事業者の取組を促進し受入環境の整備を行うとともに、その内容を利用者や観光関連事業者に「見える化」することによって、観光客が安心して施設を利用できる環境をつくることを目的とした青森県の制度

上に戻る

4.PCR検査や検温等の対策

①乗客へのPCR検査の実施・陽性反応者の早期隔離
  • 小笠原海運株式会社
    東京都と連携して、希望する乗客に乗船前にPCR検査を実施し、船内や小笠原諸島内での感染拡大を防止する取組みを試行。

②検温・顔認証技術により発熱者の移動経路を推定するシステム
  • 株式会社エーアンドエーマテリアル
    お問合せページ
    赤外線カメラにより非接触で検温し、顔認証技術により自動で人を識別して記録。ターミナル及び船内に設置するカメラにより、ターミナル内及び乗船から下船までの間の移動経路を推定し、乗船後船内で発熱した人やその人と濃厚接触した可能性がある人を自動で検出・報告するシステムを提案。
    また、検温と手指及び全身への除菌液の噴霧を一連で行うボックスタイプの装置を提案。

上に戻る

5.大部屋の個室化

  • 株式会社名門大洋フェリー
    2021年度に就航予定の新造船において、大部屋を個室にする設計変更を実施。


上に戻る

6.陰圧スペースの装備

船内に陰圧スペースを設け、乗客に感染の疑いが出た場合にそこに隔離することで二次感染のリスクを低減する方法の提案です。

①恒久的な隔離室

抗ウイルスの高性能粒子フィルター(HEPAフィルター)、独立空調装置、周囲より気圧を低く保つ構造を備えた隔離区画を提案。新造船のほか、既存船でも改造により設置が可能。

②テント型の隔離室

高性能粒子フィルター(HEPAフィルター)付き空気清浄機と隔離テントからなる簡易陰圧隔離室を提案。

上に戻る

新型コロナ対策のお役立ち情報に戻る