令和元年度 第2回委員会 議事要旨/委員会資料

開催年月日 令和元年11月1日(金)13:10~14:30
開催場所 鉄道・運輸機構 大村鉄道建設所 会議室
出席者

委員(委員長以外の委員は五十音順)

委員長 杉山 雅洋(早稲田大学 名誉教授)
委員  加藤 達也(PwCあらた有限責任監査法人 パートナー)
委員  金子 雄一郎(日本大学 理工学部 教授)
委員  根本 敏則(敬愛大学 経済学部 教授)
委員  二村 真理子(東京女子大学 現代教養学部 教授)

機構

前島鉄道助成統括役、廣瀬鉄道助成部長、南助成第一課長、尾﨑助成第二課長

議事次第

〔開会〕

  • 議事1 鉄道助成業務の実施状況に関する事項(審議事項)
    平成30年度補助金審査実施状況(個別案件)
  • 議事2 鉄道助成業務の実施に関し必要な事項(審議事項)
    1. 令和元年度改善意見への対応状況(中間報告)
    2.令和元年度補助金審査計画(案)
  • 議事3 鉄道助成業務に関係する動向(報告事項)
    1. 平成30年度業務実績評価結果
    2. 令和2年度予算概算要求(鉄道助成関係)

〔閉会〕

概要

議事1.鉄道助成業務の実施状況に関する事項(審議事項)

  • 事務局から、【資料1】「平成30年度補助金審査実施状況(個別案件)」を説明し、委員会で審議の上、鉄
    道助成業務の実施状況について適切に遂行されていると認められた。
【資料1】に係る主な質疑
委員 整備新幹線の場合は、機構内の組織が補助対象となるが、補助金審査の方法は他の事業者と同様で、独立性は担保されているか。
機構 補助金審査の方法は、機構内組織に対するものと他の事業者に対するものの間に差異はない。機構内では、助成部門と建設部門は勘定が分離されており、手続き上も厳格に分け、補助金審査業務は独立性をもって執行されている。

議事2.鉄道助成業務の実施に関し必要な事項(審議事項)

  • 事務局から、【資料2-1】「令和元年度改善意見への対応状況(中間報告)」及び【資料2-2】「令和元年度補助金審査計画(案)」を事務局から説明し、審議の上、承認された。委員会からは、「中間報告までの取り組みとしては十分であり、引き続き、各委員の意見を踏まえ、最終報告までにより良い状況を目指していただきたい」旨意見があった。
【資料2-1】に係る主な質疑
委員 OJTの試行とは、具体的にどのようなものか。
機構 経験が豊富な職員が行う補助金審査に経験の浅い職員を同行させ、審査技術の理解・定着が図られるよう、審査後にも理解度の確認や必要な指導を行うことを試行している。
【資料2-2】に係る主な質疑
委員 重点審査項目において、補助事業の効果の発現状況を確認することとしているが、具体的にはどのようなことが考えられるか。
機構 例えば、踏切保安設備の整備において非常用押ボタンを設置する場合、ボタンの位置が不適切であると効果が十分に発揮できない。補助金審査においては、そのような観点での確認も行い、必要な場合には是正させることとなる。
委員 できる限り完成後の手直しが生じないようにする仕組みが必要ではないか。
機構 補助金実務説明会において、指摘事例を事業者に情報共有しており、完成後の手直しが生じないよう、事業者における確認を促している。

議事3.鉄道助成業務に関係する動向(報告事項)

  • 事務局から、【資料3-1】「平成30年度業務実績評価結果」及び【資料3-2】「令和2年度予算概算要求(鉄道助成関係)」を報告した。

配布資料

委員名簿 (PDF:51KB)
【資料1】
(PDF:4,215KB)

議事1 鉄道助成業務の実施状況に関する事項(審議事項)
 ・資料1 平成30年度補助金審査実施状況(個別案件) 

【資料2】
(PDF:157KB)

議事2 鉄道助成業務の実施に関し必要な事項(審議事項)
 ・資料2-1 令和元年度改善意見への対応状況(中間報告)
 ・資料2-2 令和元年度補助金審査計画(案)

【資料3】
(PDF:106KB)

議事3 鉄道助成業務に関係する動向(報告事項)
 ・資料3-1 平成30年度業務実績評価結果
 ・資料3-2 令和2年度予算概算要求(鉄道助成関係)

鉄道助成