一般鉄道に係る技術開発

〔鉄道技術開発費補助金〕

事業内容

  1. 新技術の鉄道への応用に係る基礎的、基盤的技術開発
  2. 安全対策に係る技術開発
  3. 環境対策に係る技術開発

補助対象者

  • 鉄道分野に関する技術開発を実施する能力を有する法人
  • 公益財団法人鉄道総合技術研究所
  • 技術研究組合

補助率

補助対象経費の1/2

対象事業

令和7年度の対象事業は以下のとおりです。

  • 新技術を用いた省力化対策に資する技術開発
  • 省エネルギー化に資する開発

技術開発の例

新技術を用いた省力化に資する技術開発

軌道のメンテナンスを熟練技術者に依存しないように軌道状態評価システムを開発することにより、メンテナンスの省力化・コスト削減、かつ脱線リスクの低減を図り、鉄道の安全性・信頼性の向上を目指しています。

作成した簡易線路巡視支援システムによる車上計測データの表示例

省エネルギー化に資する技術開発

超電導き電システム(ゼロ抵抗送電による省エネルギー化)によって、電圧降下の抑制による安定輸送への寄与,変電所の集約化といった効果が期待されます。現在、都市圏の通勤路線において、実証試験を行っています。

都市圏鉄道に導入した超電導き電システム

鉄道助成