令和5年度　第1回委員会　議事要旨／委員会資料

委員（委員長以外の委員は五十音順）

委員長　杉山 雅洋（早稲田大学 名誉教授）

委員　　加藤 達也（新創監査法人 ディレクター）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

委員　　金子 雄一郎（日本大学 理工学部 教授）

委員　　根本 敏則（敬愛大学 経済学部 教授）

委員　　二村 真理子（東京女子大学 現代教養学部 教授）　※Web参加

機構

吉田理事、臼井鉄道助成統括役、村田鉄道助成部長、原澤同部担当部長、四元特定財源管理課長、坂元助成課長、田中同課統括課長補佐

資料１－２の令和４年度補助金現地審査での改善指導例のうち、補助対象外費用の計上はこれまでも指摘した事例があるのではないか。令和４年度に指導した補助事業者は新規採択された事業者なのか。

新規事業者、継続事業者の両方ともある。新規事業者は補助事業に不慣れであること、継続事業者は人事異動の際にうまく引き継ぎができていないものと思われる。機構としては、補助金実務説明会を開催して近年の補助金審査の指導事例を説明しているが完全には改善されていない状況。令和３年度からオンライン開催としたことにより、補助事業者の補助金担当者だけでなく実務担当等広く参加して頂いているので今後は改善されることを期待している。

説明会をオンラインで実施してもしっかり情報が吸収されていない場合もあるため、都度、質問を受け付けることができるバックアップ体制が必要と考える。

何故、鉄道施設総合安全対策事業費補助（踏切保安設備整備事業）は、一般的な補助金手続きフローと異なっているのか。

踏切補助については、法律に基づいているので、他の補助と手続きが異なっている。

基本的にはこれまでのサンプリング基準で問題はないと思う。このような事案が発生したことを補助事業者向け説明会等において周知することで未然に予防できると考える。

今回の件は社内規程通りに手続きされていなかったのか。通常の審査でチェックしているのか。

然り。通常は、契約時に社内の規程通りに手続きされているのかを確認する。契約変更についても確認している。今後の補助金審査においてイレギュラーな手続きが発生している場合は、注意していきたい。

事業者には補助事業者向けの説明会において周知している。

オンライン審査（事前審査）では形式的な説明に加え、都度、必要な助言等を行っていきたい。

議事1　鉄道助成業務の実施状況に関する事項（審議事項）
　・資料1－1 令和4年度 補助金審査執行状況
　・資料1－2 令和4年度 補助金審査の概況
　・資料1－3 令和4年度 補助金審査の実施状況（個別案件）
　・資料1－4 令和3年度 会計検査院 決算検査報告

議事2　その他鉄道助成業務の実施に関し必要な事項（審議事項）
　・資料2－1 令和4年度 改善意見への対応状況
　・資料2－2 令和5年度 審査等業務の主な取組み（案）
　・資料2－3 令和5年度 補助金審査計画（案）
　・資料2－4 鉄道助成部の組織体制の変更

議事3　鉄道助成業務に関係する動向（報告事項）
　・資料3－1 令和4年度 鉄道助成部関係補正予算について】　・資料3－2 令和5年度 鉄道助成部関係予算について

議事4　鉄道助成業務の実施手続きに関する事項（報告事項）
　・資料4－1 補助金関係規程等の改正について
　・資料4－2 鉄道助成業務の審査等に関する第三者委員会規程の改正について