(まちづくりと連携した)在来幹線鉄道の高速化

〔幹線鉄道等活性化事業費補助〕

高速交通体系の形成を促進するため、(連続立体交差や駅周辺整備等沿線のまちづくりと連携して)鉄軌道事業者が行う、在来幹線鉄道の高速化に必要な施設整備に対して、補助します。

事業内容

在来幹線鉄道の高速化のために行う、以下の施設整備 (複線化、曲線改良、重軌条化、カント修正、一線スルー化等)

高速化のための改良工事の例

カントの修正

高速で列車が曲線を通過する場合に遠心力の影響により、線路の外側に飛び出す恐れがあることから、外側レールを内側レールより高くすることによって、遠心力の影響を緩和すること。(カント:レールの高低差のこと)

カントの修正イメージ

一線スルー化

駅において両側に振り分けられていた線路の片側を直線にすることによって、駅通過の際の速度を上げることが出来る。

一線スルー化イメージ

補助対象者

鉄軌道事業者

補助率

補助対象経費の2/10以内(関係地方公共団体と協調)
※まちづくりと連携の場合は補助対象経費の1/3以内

対象事業

現在実施中の事業はありません。

参考:過去の事業例

JR西日本 宇野線・本四備讃線(平成20年度事業完了) JR西日本 宇野線・本四備讃線(平成20年度事業完了)

鉄道助成