平成29年度 第1回委員会 議事要旨/委員会資料
開催年月日 | 平成29年7月13日(木)13:30~15:40 |
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開催場所 | 鉄道・運輸機構 理事会議室(22階) |
出席者 | 委員(委員長以外の委員は五十音順) 機構 佐々木 良(理事長代理)、神山 和美(理事)、岩井 正憲(鉄道助成統括役)、山﨑 輝(鉄道助成部長)、井野 則明(同部担当部長)、猪狩 浩伸(特定財源 管理課長)、三島 裕美(助成第一課長)、姥貝 達也(助成第二課長) |
議事次第
〔開会〕
- 議事1 鉄道助成業務に関係する動向(報告事項)
1. 平成29年度鉄道助成関係予算について
2. 平成28年度 年度計画の業務実績報告(鉄道助成業務)について - 議事2 鉄道助成業務の実施手続きに関する事項(審議事項)
補助金関係規程等の改正について
- 議事3 鉄道助成業務の実施状況に関する事項(審議事項)
1. 平成28年度の補助金審査の概況
2. 平成28年度補助金執行状況
3. 平成28年度審査実施状況(個別案件) - 議事4 その他鉄道助成業務の実施に関し必要な事項(審議事項)
1. 平成28年度改善意見への対応状況について
2. 平成29年度 年度計画(鉄道助成業務)について
3. 審査等業務の平成29年度の主な取組みについて(案)
〔閉会〕
概要
1.鉄道助成業務に関する動向(報告事項)について
- 事務局から、【資料1-1】「平成29年度鉄道助成関係予算について」及び【資料1-2】「平成28年度年度計画の実績報告(鉄道助成業務)について」(PDF:872KB)を説明。
議事1に係る質疑
- (機構)
- 中期計画の達成目標の達成状況について説明した。
- (委員)
- 請求から支払いまでの標準的な処理目標期間について、機構の指標に機構ではコントロールできない国の処理期間の分も含めて指標にするのは不合理ではないかと思う。機構としてコントロール可能な部分での指標とすべきではないか。
- (委員)
- 民間の立場からすると国も機構も同じ公的機関である。現行の達成目標は国と相談するなりして達成するよう努力してほしい。
- (機構)
- 次期中期計画では、達成目標の設定の考え方も含め検討したい。
- (委員)
- 平成28年度鉄道助成業務の実績について、「評定B」よりも、もっと上を目指してもらいたい。
- (機構)
- 補助金の交付業務は、関係法令等に基づく確実かつ適正な執行という特徴を有しており、機構独自の工夫等により目標を上回る成果を得て上位の評価に位置付けることは容易ではない。
2.鉄道助成業務の実施手続きに関する事項(審議事項)について
- 事務局から、【資料2】「補助金関係規程等の改正について」(PDF:149KB)を説明。
議事2に係る質疑
- (委員)
- 資料2で法定協議会が過去補助金の対象となっていた例はあるのか。また、自治体を対象にした理由は何か。
- (機構)
- 過去、法定協議会が対象となっていた事例はある。また、今回、第三種鉄道事業者である自治体から直接補助を受けたいとの要望があったため、対象としたものである。
- (委員)
- 議事2は、改正内容について特に意見はなかったということで委員の皆様に承認いただいたものとする。
3.鉄道助成業務の実施状況に関する事項(審議事項)について
- 事務局から、【資料3-1】「平成28年度の補助金審査の概況」及び【資料3-2】「平成28年度補助金執行状況」(PDF:144KB)を説明。
議事3 資料3-1及び3-2に係る質疑
- (委員)
- 資料3-1の抽出審査で、今年度から抽出した件数の基準だけではなく、抽出した金額も基準の対象としたが、それによってどれくらい抽出件数が増加したのか。
- (機構)
- 28年度では、新幹線と都市利便で抽出審査を行ったが、新幹線では金額ベースで全体の46%、142件、都市利便で同様に97%、139件を実施した。
- (委員)
- 97%も抽出審査を行うのはやりすぎではないか。サンプリングで行うのはあくまで一部を審査して全体の結論を出すものであると思う。
- (機構)
- 審査要員が限られている中で、審査員1人当たりが審査できる件数を積み上げたところ比較的高額な案件が審査対象となったので、結果として97%になったものである。
- 事務局から、【資料3-3】「平成28年度審査実施状況(個別案件)」(PDF:1,048KB)を説明。
議事3 資料3-3に係る質疑
- (委員)
- 鉄道技術開発費補助金を受けた事業者が特許を取得することは可能か。
- (機構)
- 可能である。なお、特許(工業所有権)を出願し、またはその特許を取得した場合、取扱要領に基づき、機構に報告することになっている。
- (委員)
- 技術開発費補助金には競争性があるのか。また、補助要望額は、予算決定額をオーバーしているのか。
- (機構)
- 補助金を受けようとする事業者は、国土交通省に応募し、評価委員会での事前評価を受け、選定される必要があるので、その時点で競争性が発生する。同委員会で選定後、交通省は予算要求をするが、予算決定額が少なかった場合、更に国土交通省において優先順位をつけ順位を決定する。そのため、予算決定額は補助要望額を下回ることがある。
- (委員)
- 議事3に関して、補助金の執行業務については、特段問題視するものはない。個別案件の鉄道技術開発費補助金の確認業務については、しっかり行われた。
4.その他鉄道助成業務の実施に関し必要な事項(審議事項)について
- 事務局から、【資料4-1】「平成28年度改善意見への対応状況について」(PDF:247KB)を説明。
議事4 資料4-1に係る質疑
- (委員)
- 平成28年度に委員会から提出した改善意見については、適切に対応されているということにさせて頂きたいと思う。
- 事務局から、【資料4-2】「平成29年度 年度計画(鉄道助成業務)について」及び資料4-3「審査等業務の平成29年度の主な取組みについて」(PDF:247KB)を説明。
議事4 資料4-2、資料4-3に係る質疑
- (委員)
- アドバイス事例集の評判や使い勝手について、配布先から情報収集していないのか。
- (機構)
- アドバイス事例集について配布はしているが、情報はとっていない。同事例集への意見の収集についてその方法も含めて検討する。
- (委員)
- 資料4-2及び資料4-3については、事務局提案のとおり了解いただいたものとする。
5.議事の総括
- 本日の議事を簡単に総括させていただくと、議事1は、報告事項として了解した。議事2については、実質的には報告事項であるが、特段ご意見はなかった。議事3は、執行状況と個別案件を含めて機構の業務は、適正に行われたと判断する。議事4について、平成28年度の改善意見については、最終的に対応して頂いた。平成29年度 年度計画及び審査等業務の平成29年度の主な取組みについては、ご提案のとおりご了解を頂いた。平成29年度の鉄道助成業務の改善意見については、ご意見をお寄せいただいて、後日まとめたいと思う。
6.閉会
配布資料
委員名簿(PDF:109KB) | |
【資料1】 | [議事1 鉄道助成業務に関する動向(報告事項)](PDF:872KB)
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【資料2】 | [議事2 鉄道助成業務の実施手続きに関する事項(審議事項)](PDF:149KB)
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【資料3】 | [議事3 鉄道助成業務の実施状況に関する事項(審議事項)](PDF:1,110KB)
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【資料4】 | [議事4 その他鉄道助成業務の実施に関し必要な事項(審議事項)](PDF:247KB)
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鉄道助成
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